ジャンプ14
3体のモスカのレーザーを見事『死ぬ気の零地点突破 改』で受け止めたツナ。
その様子にスパナは「本当に…人体でやってる」と呟き、回線を開いてツナに何故モスカのレーザーが死ぬ気の炎とわかったのかと質問します。
…ちょっと、なに普通に質問しだしてるんでしょうかこの人。戦いより研究、自分の好奇心のほうを優先するタイプなんですかね?
ツナ様の長い沈黙や「闘る気は…ないのか?」もちょっと相手の予想外の態度に内心戸惑いを感じてる気がします。それに敵にそんなに簡単に情報あげるわけにもいなかいし、どの程度なら素直に返答しても問題ないかと考えてるのもあるんでしょうか。だとするとツナも頭脳派になってきましたね!
以前は直感のみによる戦い方だったのが、だんだん直感+自己判断になってきてるかんじがするんですが、ファンの欲目かしら。
ツナ様の「闘る気はないのか」との問いに「ある」と返し、氷からモスカ一体が飛び出してきます。
その一体を犠牲にツナのデータを収集し、零地点突破改で変換している戦闘力を172%と計算するスパナ。
その数値を高評価しつつも、人としては、と意味深に付け加えるスパナの言葉に、ツナは不審がります。
スパナは自信ありげに口許を上げて「うちのモスカのが強い」と言い、2体のモスカがレーザーを放つ準備をはじめる。それに、ツナも再び『改』の構えをとりました。(…最初ナチュラルに構えを“印”って打ってしまった/笑)
しかし、2体のモスカは向きを変え、レーザーをもう一体に向けて放ちだします。
ツナが茫然と見守る前で、やがて2体のモスカは力尽きたかのように動かなくなり、残されたのは全身に炎を纏いただならぬ雰囲気を醸し出す巨体。その名もキング・モスカ!
キング・モスカはツナへと猛攻撃を仕掛け、氷上に叩き落とし、ミサイルを連射してきます。
攻撃を終え、立ち上がる煙を見つめながら、キング・モスカはとっておきだと独語するスパナ。
徹底的なチューンアップに2倍の装甲、その上『零地点突破 改』を真似た炎吸収パワーアップシステムによって戦闘力は10倍にまでなる…全てにおいてボンゴレ十代目より上と。
しかしそんなスパナの耳に、静かに、けれどもはっきりとした声が届きます。
「そいつがおまえのとっておきなら………」
「次はオレのとっておきを見せてやるぜ」
煙が晴れたそこには、握った左拳に右掌を当てた構えをとるツナの姿。
服は焦げ、傷も負い、けれどもその瞳には力強い光を宿して敵を見据えます!
今週もツナ様は絶好調に格好良くて可愛いかったですね!満足!
次週、『] BURNER』でツナ完全勝利?!
そしたら、スゴイっす!流石っす!十代目!!と今にも獄が飛び出してきそう。…あれそういや、ツナって囮なんだよね。この間仲間たちって何してるんだっけ…?
ジャンプ15
『初代エディション』によってできた足場を土台に『] BURNER』を放とうとするツナ様。
まずは『] BURNER』を確実に当てるために、キング・モスカを中空から墜とす作戦に出ます。推進装置を一つ壊すだけでも反撃を受けてぼろぼろになってしまうのに、ツナはこの調子であと3つ壊せばと考えます。
そんなツナに思わず無茶するな〜っ!!と怒りたくなっちゃいます…。
スパナはBランクだし、いくらキング・モスカが強いとしてもこの後入江氏が控えていることを考えると中ボス程度のキャラだと思うんです。なのにこんなに怪我して、気力だって消耗してるだろうし、この先大丈夫なんでしょうか?
こんな風に怪我するくらいなら、前回煙が晴れる前に『] BURNER』を撃っちゃえばよかったのに〜!とか言っちゃ駄目ですかねぇ。
その後も、不純物(ミサイル)入りの炎で『零地点突破 改』を封じられ、その攻撃を避けたことで足場も失い『] BURNER』の使用も不可能になってしまったツナ。
更に、まだ全力を出していなかったキング・モスカがスピードを増し、ますますツナは窮地追い込まれます。
MAXパワーのモスカにこれまで以上攻撃を打ち込まれ吹き飛ぶツナに、とどめの炎を放とうとするモスカ。
そんな絶望的状況に、『] BURNER』さえ撃てれば…と半ば諦めかけながらもツナが呟いたその時、
「撃ちゃあいいじゃねえか」
ツナの耳に無線機越しに届いた声。
「ダメツナが頭で考えてんじゃねえ
ダメもとでつっこんでこそダメツナだろ?」
それは、ボンゴレのアジトに残るリボーンでした。その言葉に支えられ、ツナは新たな『] BURNER』を生み出しました!
空中で放つ改訂版、] BURNER AIR!!
やっぱりいざというとき、ツナを支えてくれるのはリボーンなんだなぁ。
…と元祖師弟の絆にときめいた反面、先週その成長ぶりに感心した頭脳派ツっ君がリボーンの言葉により見事に否定されてしまい、あららな気分です。
やっぱ、ツナには直感のまま戦闘のなかで成長し続ける戦い方があっているということか。
でも、なんでも超直感の力といえば便利だけど、個人的にはツナの強さは全てが超直感に由るものとは思いたくないです。なんかツナ様の凄さ=超直感だと、凄いのは超直感=ボンゴレの血統、ってかんじがして…。
あと、ラルの戦闘時には潜入組の様子分からなそうな態度だったくせに、何故かツナのピンチには無線機が通じてるという展開になんだそれと突っ込みたい次第です。(うんまぁ、大人の都合
ジャンプ16
放たれた空中からの『] BURNER』!キング・モスカは見事に剛の炎で全身を焼かれます。しかし攻撃直後、ツナの体も衝撃にぶれたか、と同時に大きく爆破するモスカ。
すべてのモスカが倒された闘いの跡。水路に落ち、尚も燃え続けるキング・モスカの向こうに見える、エネルギー切れで先に倒れたストゥラオの一体――その胸部が開き、なんとその中から出て来たのはスパナ!
えぇえええ〜〜〜っ
狭いところに居るとは思ってたけど、あんた、モスカの中にいたのかよ?!
この馬鹿スパナっ!、実は闘った4体のモスカのうち1体に人が入ってたと知ったら、ツっ君が傷つくでしょっ(怒)
ストゥラオ・モスカが無人であることを喜んでいたツナのことを思うと、どうしたってスパナを罵りたくなるってものです…。
もし早い段階で『] BURNER』が当たってたら通常版モスカに入っていたスパナは無事ですまなかったはずで…そうならなくて幸い…なわけない!
そんな過ぎたことを気にしている場合じゃないよ、自分(セルフ突っ込み)
大変です!
モスカから出てきたスパナの「負けた」と呟くその手には銃が。彼の視線の先には、壁にくっきり凹んだツンツン頭のシルエット。そして、降ろした視線の先には気絶したツナ。
何を考えているのか読めない表情で、傷ついたまだ本当に幼い少年の姿を見つめ…
「任務は迎撃…さいなら」
そう言って銃のトリガーを引く指に力を込める。
ぎゃぁあああああぁぁーーっ!
ツナの勝利を疑ってなかったというのに、なんてこった?!(驚)
勝ったのにピンチっ!ツナどーなっちゃうのっ??!…というところで場面は変わって、ボンゴレ守護者3名に。
目的地に向かいながらも無線から聞こえたリボーンの微かな声に気付いた獄寺。
その知らせに、監視システムの破壊によって内外部の通信妨害がなくなったのだと喜ぶ了平氏。(あ、そーゆーことなんですね。だからラルの時には状況判らなかったんですね/前回失礼なこと言って済みませんでしたっ!)
通信の内容は聞き取れなかったものの、十代目の危機ではと引き返そうとする暴走獄くん、それを後ろからのし掛かって止める残り2名。
気楽に構えてるけど今回は獄が正しいよ!君らのボスはピンチの真っ只中だよ!?…と思うけど、ツナは囮役なのでここで助けに行っては作戦が上手くいかなくなっちゃうのでしょうか。
あ〜でもツっ君が心配ですよ!作戦とかどーでもいいから誰かツっ君助けにいって!もし華麗にツっ君を助けてくれるひとがいたらその人でCP書いちゃうかもしれないっ(ぇ
ミルフィオーレサイドはもう面倒だから省きます。いいよね別に。
とりあえず、思ってたよりも入江氏とチェルベッロはツーカーではないっぽいですね。少なくとも正ちゃんは、チェルベッロは丸い装置の重要性を知らないと思ってるっぽい?
ラストのターバンさんは、匣をたくさん持ってるみたいなので、同じく数個の匣を同時に開匣するっぽい獄寺くんと対決するんじゃないかなぁと予想。
ジャンプ17
ボンゴレ守護者トリオの前には気を失った鬼熊使いニゲラ、部屋の中には嵐炎の絨毯に乗り宙に浮くバイシャナ。そして妙な壁の向こうから聴こえてくる不気味な音…3人が警戒を強め様子を窺っていると、中から焦げ千切れた熊の腕が床へ落ちてきます。
次いで壁が壊れ、表れたのは一口で人間を呑み込んでしまえそうな程の大きさの蛇。それはバイシャナの匣兵器、その鱗に嵐炎をまとった嵐蛇。
なんとニゲラの鬼熊は彼に食べられたらしいです。匣兵器を捕食して成長する能力だとか。(てことは、これだけの巨体になる程匣兵器を捕食してきたってことですよね…怖っ)
そういえば、今まで出てきた嵐属性の匣兵器も、大抵、何かを取り込み→炎を強くするってタイプでしたね。この仕組みは嵐属性の特徴と関係あるのかも。
匣がモノを食べるのか?と疑問を口にする山本に冷静に獄寺の猫も食べるしありうる話だと返す了平氏。しかしその隣でひとりだけ妙にウズウズした様子の獄くん。ツチノコだ!!!と大興奮です。
遭遇したい生物ランキングとかあるんですか。…まぁ、愛読書は「月刊世界の謎と不思議」オカルト大好き少年ですもんね、獄くん。(しかし…ツチノコって聖獣、?)
状況も忘れて興奮する獄寺にあっさりツチノコは3年前に発見されたと告げる了平氏。そして何事もなかったかのように真剣な目をして「やはり最新の匣か」とバイシャナを睨み付けます。(よもや、この面子がそろって、あの了平兄さんが話の軌道を真面目な方に戻してくれる日が来ようとはっ!/愕然/←失礼)
「我 汝らの血と肉を所望す」と再度繰り返すバイシャナに戦闘体勢をとり、ニゲラの匣兵器を襲った理由を問えば、バイシャナはブラック・スペル等仲間ではないと嘲笑します。
それに対して、共に戦う者を食いものにするなど許されることでない。そう静かに言うとラルを壁ぎわに降ろす了平氏。
そして、いつのまにか開匣していた匣から素早く飛び出て嵐蛇に一撃を喰らわすのは了平氏の匣動物
…その名も漢我流!!!
歴戦の猛者とばかりに傷だらけなカンガルー。ボクサーなお兄さんにカンガルーはぴったりですが。
カンガルーでかんがりゅう…これ、ノーマルなネーミングですか獄寺くん。
『ヒバリの鳥でヒバード』や『ムクロの梟でムクロウ』とそう大差ないと…あれですか?!漢字だからですか?!!(まぁでも、我流って呼び方は格好いいですよね!)
しかし突如倒れてしまう我流。
嵐属性の特徴は『分解』であるため、先程の接触で逆にこちらがダメージを受けてしまったのでした。嵐蛇には接近戦タイプは相性が悪いようですね。
晴属性の『活性』は非攻撃的、晴では嵐には勝てないとのバイシャナの言葉に、獄寺達は晴属性の匣は不利だと緊張します。
しかし了平氏は、「何を勘違いしている」と前に出る。
「オレはボクサーなのだ」
「トレーナーをリングに送り出すボクサーがどこにいる」
「ボンゴレにはボンゴレの守護者の使命がある」
リング争奪戦で体現した自分たちの使命をいつ何時も忘れるな…と、背を向けたままで獄寺と山本に静かに語りかける了平氏。
そして、我流のお腹の袋から新たに武器が飛び出し、了平氏のもとへ。そして、その拳にはボンゴレリングの晴の刻印が!
やっぱ了平兄さんは自分の拳で戦うんですね〜!しかもグローブで甲にボンゴレ印だから、ちょっぴりボスとお揃いだよ羨ましい!
ボンゴレの刻印が入っているってことはこの匣はボンゴレ製?アルコバレーノのヴェルデがなくなるまえに造ってくれたのか?
しかし、ミルフィオーレの格言とボンゴレの使命は面白いくらいに解釈が真逆ですね。
「晴は引いて照らすが徳なり」…後方支援タイプで晴<嵐、に対し、
「逆境を自らの肉体で打ち砕き明るく照らす日輪」…超接近戦タイプ。しかも「嵐も黒雲も薙ぎ払い晴天を呼ぶもの」(@晴れて極限)ですから晴>嵐。
この違いに、常識を覆す破天荒さがボンゴレなんだろうなぁとちょっとしみじみ思ってみたり。
属性ごとの特徴と相性の一覧がほしい。それで、ボンゴレ守護者の使命と照らし合わせて比較してみたいなぁ。