ジャンプ06・07
ミルフィオーレに向かいながら事前の作戦会議を回想するツナ。
ビアンキとフゥ太が見つけた敵アジトの情報はショッピングモールにある何ヵ所かの不自然なダクトの存在で、そのダクトと雲雀氏の所に流れ込んだ図面のダクトの位置が一致していたらしいです。
この二つの情報を合わせることで敵アジトの正確な位置をつかんむことができたボンゴレ側。
潜入コースまでしっかり割り出してあるし、これまで散々不安にさせられたわりにはミルフィオーレ側より情報面では断然有利そうです。(でも逆にもし図面がなかったらかなり不利だったのかも…情報流してくれた骸氏のがんばりに感謝しないとですね。)

オートマモンチェーンリングカバーや盗聴防止対策済みの無線機などジャンニーニの発明品による装備もすごいです。(でもジャンニーニだからウッカリミスとかないかちょっと心配/苦笑)
ていうか!この無線機、ツナだけデザイン違う〜!!山本や了平氏が着けてるのはシンプルな黒い小さなやつなのに、ツナだけファー付耳当てで27マーク入りです。
そしてマフィアスーツもとい27シャツ!人数分作ってくれたレオンは帽子の上でへとへとです…て、細っ!!レオンお疲れ様〜。
これら装備品からみんなのツナ贔屓(とうよりはツっ君大好きオーラ)がひしひし伝わってきました(笑)

ダクトの前まで見送りに来てくれたビアンキ。京子たちは任せろとツナを励まし送り出してくれるビアンキとそれに懸命に笑顔をつくり「いってきます!」と応えるツナ…ビアンキもまたツナ達を支えてくれている人の一人。ほんとにいいお姉さんです。
実の姉弟である獄寺くんとも歩み寄れそうな雰囲気になってよかったよかった!
そしてさりげなく残り最後に「じゃ」と挨拶する山本に山ビアを感じるのは気のせいでしょうか(だって、ダクト内を進んでる順番はラル→ツナ→山→獄→了なのであそこで山本が獄寺が来るのを待ってる必要ないですし)
まぁそれはともかく。

ダクトを這って進むボンゴレご一行。潜入モノのお約束、赤外線センサーのトラップに出会いました。というわけで“くぐり抜け作戦”決行!そして成功!(…5mの距離を5秒間で5人全員が通り抜けるとか、人並み外れてますけど)(漫画だから←禁句)

しかしセンサーに触れなかったはずなのにレーザーが起動、間一髪山本が床を切って外に逃れるとそこにはマッチョ巨漢のブラックスペルが一人。レーザーを起動させたのは彼だそうです。
突入後初っぱなから敵にみつかっちゃった!でもこの敵は弱そう(頭が)
ツナ達の正体には気付かず、一般人と判断するも新兵器の試し撃ちと称して攻撃してきます。
かなりの威力の雷属性の砲撃でしたが、ツナ達は全員無傷。
驚愕する敵に獄寺が「道を開けろムダマッチョ」と告げるとムダと言う言葉にキレるムダマッチョもといデンドロ・キラム。
電槍を武器に持ち、「一番槍」と呼ばれる程に名の売れてるマフィアらしいですがやっぱり頭が弱そう。
ツナ様のご登場で自慢の電槍も溶かされて、ヤラレ役っぽいです。

しかしせっかくミルフィオーレ側に潜入がばれていないのに、こんな潜入初っぱなから暴れちゃったらすぐにバレちゃいますよ!
それにツナは入江氏に備えて力を温存しといたほうが良いのでは…と殴り込み作戦の今後の展開が心配です。




ジャンプ08
引いても押してもビクともしないツナ様の怪力具合に戸惑い喚き散らすデンドロと、そんなデンドロと違いあっさりツナ様の怪力トリックを見破った山本と獄寺。
これは子供組の成長ぶりをうまい具合に表現してるんでしょうが、なんかみんなあの数日間に何があった?!ていうくらい余裕ぶっこいてますね。(ぶっこいて…って;/いやしかし、5日前は全然修行がうまくいってなくて不安感バシバシだったのに!殴り込み前夜からは一転して和やかすぎる。本当にすごく伸び盛りで成長目覚ましいってことで喜ぶべきなんですけど…急性過ぎないだろうかとちょっぴり老婆心)

了平氏が大人すぎる!格好良すぎるよ兄さん。変わらない部分と変わった部分との差がありすぎてまるで別人のようです。

そんな侵入者の余裕げな態度に怒ったデンドロは匣から電猪を繰り出します。デンドロの5倍の突破力を持つこの電猪こそが、ミルフィオーレの誇る「一番槍」の正体でした。(本当に凄いのはデンドロでなく匣兵器なのね/まぁもし本当にあんなアホが上位にいるようじゃミルフィオーレの格は知れたものですものね)

真っ直ぐ突っ込んでくる電猪。しかし避ける素振りを見せないツナ様。両手を前に構え正面から受け止めてしまいます。
しかし両手が使えない隙にとどめを刺そうと攻撃を繰り出すデンドロ。
対して、ツナ様は右膝で軽々と巨大な電猪を蹴り上げ、デンドロと共にふっ飛ばします!
……片足で巨体を飛ばすとか…やっぱりツナ様怪力疑惑?気力のコントロールで右足に力を集中させたんでしょうか(足に炎まとってないけど)(細腕でも力強い師匠達(リボ&雲雀)の影響で教え子も細腕怪力化してるんでしょうか?!)

さて、デンドロが身を起こしツナを探すものの先程の位置には既にツナの姿は在りません。慌てて周囲を見渡しやっと見つけたその場所は…天井!
優雅に降り立ったツナ様は「終わらせるぞ」と静かに構えをとります。
柔の炎で支え、剛の炎を解き放つ!その名も『X BURNER(イクスバーナー)』!!
は〜っ 念・願!!の格好良い(?)必殺技名です。(果たして是か否かは微妙なネーミングですけど『零地点突破』と比べれば…っ/←いい加減失礼にも程がある)(技を放つ時のポーズとかもまぁ…ゴニョゴニョ)

そうしてあっさりTHE・ヤラレ役・デンドロで実力試しを終えたボンゴレ一行が先を目指している頃、ミルフィオーレの司令部では第二格納庫の異変に気付いていました。
妙な振動グラフの揺れと格納庫側から切られたセンサーに、デンドロが突入隊に入れなかった腹いせ暴れているのだろうと判断して、注意のために格納庫のカメラを見てみます。
しかし映った格納庫は異状なし。オペレーターの早とちりということで皆興味を失います。
そんななか、ひとり楽しそうに笑うのは、あの魔女っ娘スタイルの副隊長。くるくる巻き毛に目の中に星…とますます魔女っ娘具合に磨きがかかる容姿の彼(女)、どうやら唯一異状に気が付いたようなかんじ?
しかしそれを指摘しない辺り、何か企んでそうですね。

ていうか、むしろ何故早とちりで済ますんだ!ミルフィオーレ!ってかんじですが(笑)
格納庫の映像に異状がなかったのは、ジャンニーニの開発品かラルの霧匣の幻術か、ともかくボンゴレ一行の細工であるとして。普通に異状のない映像を見たら納得するものかもしれませんが、今回の場合、振動グラフの数値的データや格納庫側からセンサー切られてるという事実があるんだから、逆に異状がないことを不自然に感じるべきではないのかなぁ。早とちりで済ませちゃうその管理体制にびっくりしました。(魔女っ娘の「甘い甘いバァ〜♪」はツナ達に対してよりむしろミルフィオーレに言ってるのではないかと思ったぐらいです/苦笑)




ジャンプ09
さらにミルフィオーレのアジト奥へやってきたボンゴレ一行。まずは地下8階にある監視システムサーバーを破壊しに行く予定のようです。

その前に前回の戦いで怪我したツナのヒジを治療すると提案する了平氏。晴属性の特徴は『活性』だということで、傷口に炎をあてると簡単に治ってしまいました。
すっごく自然に使ってましたがこれが了平氏の初開匣ですね。(ていうか匣持ってたんだ…)
この匣は治療用みたいですが、攻撃用の晴属性の匣も持ってるんでしょうか。

傷の治療が終わり談笑ムードのボンゴレ一行。…相変わらず読んでるこちらが違和感覚える程の余裕っぷりですね。いや、このノリがあってこそのツナ達なんですが。(そういう意味では違和感無いけども)
敵地だってのに肝が据わっていてらっしゃるなぁ…と(苦笑)
ツナの新技の話は、あれで2割とはすっごいなぁって感じです。さらりと敵も全力じゃなかったしと語るツナは予想の遥か上を越えた実力を付けてる感じで、嬉しい反面もっとゆっくり成長していってほしい気持ちも少しあります。

あと、炎の純度が云々言ってますが…今後これが戦闘における強さの鍵なのは確かでも、正直紙面からでは純度の違いは判別できないんですがどーしよう(毎回キャラが「純度が高い」と解説してくれるのかな/でもそれもちょっと…)

雷の炎で山本と獄寺が思い出すのは例の『電光のγ』
お久し振りです、γさん。(ひどい顔してるんで別のキャラかと思いましたよ)←
γの荒れて酒を飲み部下に当たるひどい有り様に意見する野猿と太猿。(兄弟の縁切りとか、他の部下は隊長でアニキ呼びが三人の間だけなところをみるとこの三人って実の兄弟なのでしょうか?/毛の色以外は似てないけど)

そこにやって来る話中の人・幻騎士。(幻と付くからには霧属性かな)
γ隊長がここまで荒んでる原因はこの人みたいですがどんな因縁があるのでしょうか?

戻ってボンゴレサイドは謎多き黒い部屋近くまで来ていました。
通気孔にカビが生えてたりと気にはなりますが、今は監視システムサーバーの破壊を優先。
次に進んだ先、部屋の様子を探るため一人先行したラルを襲ってきた敵は例の魔女っ娘(男の子でも魔女っ娘て呼びたくなる)副隊長でした。名前はジンジャー・ブレッド、本人がいうからにはコロネロの仇?!

ラル、因縁の対決です!