ジャンプ41/標的208「完璧な] BURNER」
扉絵カラー!!相変わらずカラーなツナ様は最高に美しく最強に格好良いですね!
あれオレンジってこんな高貴な色だったっけ…?と思ってしまうこの頃。 (“ツナとオレンジ色”っていうとあったかくって優しくてホンワカ…なのに、“ツナ様とオレンジ色”からは暖かみと共に高貴さが滲みでる不思議/王者の気品?!)

さて本編。
コンタクトを装着したツナ。『] BURNER』を知らないジンジャー達、アイリスはなんなのかと警戒しますが、ジンジャーはハッタリだろうと先手を打って攻撃を仕掛けてきます。
しかし、ツナは右手の炎で移動して攻撃を避けます。
それと同時に、コンタクトのディスプレイに映る平行四辺形のような形のスロットルバーの上の部分の色が炎の動きに連動して変化。
装着したコンタクトに映る情報を見ながら、事前にスパナからされたコンタクトディスプレイの使い方を思い返すツナ。

スパナの説明によると、コンタクトはヘッドホンと音声で連動しており、耳からも情報が入るようになっている。
そしてディスプレイのスロットルバーは上が右手の炎・下が左手の炎の出力を表し、剛の炎を赤・柔の炎を緑で表示するのだとか。
左手の炎との連動も確認し、コンタクトが正常に作動していることをチェックしたツナは、次に『] BURNER』を放つ準備を始めました。
敵から距離を取り、倒れるスパナの傍の空中で停止したツナが、「オペレーション]」と言うと発射誘導プログラムが起動。
ツナの音声に反応してコンタクトの画面が切り替わり、『了解シマシタ ボス』と音声ガイドが聴こえ、スロットルバーの中心にターゲットと出力バランスラインが表示されました。

情報が耳からもはいるってこういうことか!音声ガイドというかナビゲーション機能?
…ていうか、了解シマシタ ボス… ボ ス !!?
ナチュラルにボス呼び!ちょ、何よボスってもう!…スパナさん、実はあなた、心はすでにボンゴレ入りしてるでしょ!
だってだって、これ設定したのスパナさんですよ?そのガイドだかナビゲーターだかオペレーターだかの使用者への呼称がマスターとかでなく“ボス”って!
これってスパナがコンタクト使用者であるツナの呼び名はボスなんだって無意識だかで思ってるってことだよね?ね?!
(単にツナがボンゴレ十代目だからだよとかそういう理由は無視/ていうか、それもあるかも知れないけど当然のようにボス呼びを選択してるのが、こう、なんかね!)(…まぁつまるところ、ツボった)

いきなり空中で撃とうとするツナに不思議そうなスパナさん。
でもそれはホラ、あれですよ!君の作ってくれたコンタクトならAIR(空中版)もちゃんと撃てるってボスは信じてるからだよ!
『完璧な] BURNER』には足場があろうが無かろうが関係ないんだよ!
『完璧な』のをスパナのためにみせてあげるんだからという、ツナ様から君へのプレゼントだよ!スパナさん!
スパナさんのすぐ傍に来たのも頑張ってくれたスパナさんのために、彼が間近で完成版を見れるようにってことですよね。
あと、攻撃に巻き込まれないようにっていう気遣い。(ツナ様優しいから)

逆噴射した炎のパワーに色めき立つアイリスたちに、カメラから現場の映像を見ている隠し部屋の入江氏たちが声を掛けます。
回収したモスカの記録から『] BURNER』の情報を知ったためその危険性を考慮して、回避しろ、と助言をだしました。
しかし、アイリスは受けてたとうと死茎隊に鞭をふるいます。(つーか、これって一応命令違犯になるじゃ…?/苦笑)
「マッスルスクラムだよ!」と言われて、最終形態とばかりに死茎隊4人は合体してひとつに集まります。
今度こそ本当に肉塊モンスターのような有り様です。

一方、ツナはターゲットをロックし、右手の支えたる柔の炎を20万FVで固定。
そして左手のクリスタルに充填していた剛の炎を、視界に映るバランスラインを頼りに出力を上昇させていきます。
バランスラインが一直線…すなわち左右の炎のバランスが等しくなった時、ラインとターゲットマークが“]”を象る!
『ゲージシンメトリー!!発射スタンバイ!!』

そして放たれる、真の『] BURNER』!!

凄まじい剛の炎に包まれる死茎隊、吹き飛ばされるジンジャーの人形。
一方のツナは、自らの炎の衝撃にもこれまでのようにブレることもありません。
それをスパナもツナの背後で確認し「安定…してる…」と呟くのでした。
そんな彼の体も、『] BURNER』の風圧でふわっと浮き上がります。
一方隠し部屋にて見ていた入江氏は、カメラが破損され、そして驚愕に目を見開く。
完璧なる『] BURNER』、その威力は一撃でメローネ基地の3区画を消滅させるほどの凄まじさだったのです。

……………………………(唖然)
えっと、『] BURNER』完成おめでとう!って言いたいけど、凄すぎて言葉にできません。し、消滅って…!
むしろ相手はどうなったの?!人形のジンジャーはともかく死茎隊は?!アイリスは?!
いくら敵で、しかも化け物のようになってしまった彼らでも、ツナに人殺しなんてしてほしくないです。
い、生きていますよね、きっと。
たとえば……超直感で生命体への致命傷は避けたとか、実は剛の炎も骸戦の時のように浄化の力を備えていて人体には無害とか。
…言ってて自分でも有り得ないと思うけど、でもツナが人殺しをするくらいなら、もうこの際ご都合主義でもなんでもいいよ!(必死)
あぁそれとも、彼らは消滅したのとは別の区画に吹き飛ばされて倒れてるだけ…とか?
実験場が何区画くらいでできているか知りませんが、3区画ってのは実験場の一部分だろうし。(…でも建物が消滅するほどの攻撃に直撃したのに吹っ飛ぶだけ、ていうのも大概ご都合主義か…?/苦笑)
いやいや、でもね、かろうじて生きてるくらいなら有り得る有り得る!(再び必死)
むしろ…うんっ、そう!ツナ様なら、ヴァリアークオリティならぬボンゴレクオリティでなんとかするよ!
背後r守護霊ぷりーもの御加護とかもあるだろうし!!(必死になりすぎて変なこと言い出してるあきそら)

すーはー。ちょっと落ち着こう。(深呼吸)
…うん、まぁ天下のおざんぷさまだし?大丈夫大丈夫!来週を待とう。(←元も子もない)

それにしても、コンタクトディスプレイの仕組みは格好良かったです。
音声コマンドで起動とか、ボス呼びとか、]のシンメトリーとか、ツボおさえてる!
あと、なんだかゲームにできそうなかんじ。こう…タイミングをあわせて大技を弾き出せ!みたいな。(いや、まさにその通りにして完璧な『] BURNER』を放つための道具なんですけど、こう…ゲーム画面みたいだなぁと。)