ジャンプ36/標的204「裏 球針態」
3つの雲(ここ、霧ってなってますが/誤植だよね。苦笑)のリングに同時に炎を灯した雲雀氏に、一体何をする気かといぶかしる幻騎士。
すると雲雀氏は一つの匣に無理矢理リング3つを差し込みます。
匣を殺さないようにするのが難しいと口角を持ち上げる雲雀氏の手の中で、リングは砕け匣はひび割れ、光を発して発動した『裏 球針態』。
どんどんと『裏 球針態』が拡がっていくなか、雲雀氏の上着の胸ポケットから顔を覗かせたヒバードは外へと飛びたっていきます。

胸ポケットにヒバード!!なんてかわいいんだ〜っ(じたばた)
敵地にも連れてくるんですね!でも安全なように傍(ポッケ)にいさせてるんですよね!?
…なんってかわいい人なんだ、雲雀さんっ!(かわいいってそっち?!)
そして弾き出される前に自分から出ていく、賢い子ヒバード。君ももちろんかわいいよ。

幻騎士を取り込み、反して幻海牛を弾き出した光の球体――――戦かう者以外を排除し、硬い壁で外からの干渉も遮断する。中は鋭いトゲに覆われ、その上、次第に酸素量が薄くなっていくという『裏 球針態』は究極の決闘場のような空間でした。
スケジュールがつまってるから手っ取り早くおわらせようと言う雲雀氏に、「うそぶくな」と返す幻騎士。
幻騎士は、雲雀氏の意図をリング不足を補うため、匣兵器を排除し肉体での戦いに持ち込むつもりだろうといいます。

うーん、幻騎士が言うようにリング不足を補うというのも勿論『裏 球針態』を展開した理由でしょうが、やっぱり時間かけてらんないのも嘘じゃないと思います。
雲雀さん嘘は絶対つかなさそうだし。(大事なことを言わないけど、余計なことも言わないひとだと思います)

よほど体術に自信があるようだと雲雀氏に訊ねた幻騎士は、しかし体術に自信があるのは自分も同じだと続けます。
互いに相手の本気を見られるようだと武器を構え、戦いが始まりました。
手と足を使い4本の剣を同時に扱う幻騎士。4つの太刀と2つのトンファーが激しくぶつかり合い、一度間合いをとったときには互いの頬に一筋の傷が。
「できるね」二人は互いの実力のほどを感じていました。

一方その頃、4番ドックのツナ達は。
アイリス達に構えをとる超ツナ、そんなツナに「やめとけ」ととめるスパナ。
実は以前に死茎隊の戦闘データでキング・モスカとの戦闘シミュレーションをしたことがあったスパナでしたが、しかし、その結果はボロ負けだったと言うのです。
今のツナでは死茎隊には敵わない、と言うスパナに、忠告してやるのはいいが…とアイリスは鞭を片手に笑います。
「どっちみち裏切り者のあんたもここで死ぬんだけどね」
その科白に、青ざめるスパナ。

今更すぎて笑えるよ、スパナさん!
やっぱ本人はミルフィオーレを裏切った気なんて一切なし、殺されるなんて思ってもみなかったみたいですね。
ツナへの忠告だって、第三者からみたらツナ側についたようにしか見えないのにね。(そもそもそれ以前の問題なんだけど)(笑)
天然ボケ〜っ パソコン抱きしめてる姿もかわいいです。
(つーか、いまのうちにコンタクトの調整進めなくていいのかな)

「さぁいくよ下僕ども、燃えてきな!!」と、雲の炎をまとった鞭で死茎隊を打つアイリス。打たれた死茎隊はドーピングよろしくマッチョがよりマッチョになりました。

アイリス…鞭、下僕…女王様?(…なんか現在進行形のネウロの某Jさんとかぶ、ゴホッ…いえなんでもないです)
そして何故胸を出す…青少年へのサービス?(苦笑)
スパナは勝てないって言いますが、今のツナなら勝てると思ってます。むしろ、死茎隊を倒しても、アイリスや合流してくるだろうジンジャーがいるのでそっちが心配ですね。…ちゃんとスパナはコンタクトの調整を終わらせてくれるのでしょうか?

ところで、『裏 球針態』を展開するときの雲雀さんの「匣を殺してしまわぬように〜」という発言に、妄想がひろがってしょうがありません。
殺して〜なんていうことは、やっぱり匣動物って生きてるの?とか気になりますし、扉の雲雀さんの立ち姿がハリネズミ(小動物)を殺さないようにそっと持っているように見えて、うぎゃあ〜ってかんじです。
でもって、つい妄想がすぎて駄文が出来上がりました。




ジャンプ37・38/標的205「目覚め」
扉絵のヒロインsの水着姿が眩しーです(*_*)
後ろのちっこいツっ君ではないですが、ついつい目を皿のようにしてじっくり見てしまいました(←変態めッ)
夏だね〜、いいね〜女の子は。天野先生の描く女の子って可愛くって大好きです。あとはここに凪ちゃんも入れてくれたらサイコーです。多分扉絵でもなきゃ見れる機会ないよ、水着姿!

と、そんな主張はこれくらいにして。はてさて、本編感想です。


アイリスが死茎隊に施したのは雲の肉体増殖というものらしいです。
もうほとんど肉の塊みたいになってる死茎隊。ハッキリ言ってキモいですね。こんなんの相手しなくちゃいけないツっ君に同情します。

さて、ボンゴレとスパナの発見を知らされた入江氏は、アイリスにボンゴレとともにスパナの抹殺許可を出し、リングの奪取を指示します。次に彼のもとに寄越されたのは幻騎士のいる匣兵器実験場についての報告。その異常の原因が雲雀恭弥であると聞き、カメラに映る異様な光景に一体なんだと戸惑います。

その頃、裏球針態の中では雲雀氏と幻騎士の激しい戦いが繰り広げられていました。
霧の炎の幻術を織り混ぜ戦う幻騎士と、一方仕込みトンファーのみで戦う雲雀氏。戦いの中で、裏球針態は匣兵器は封じてもリングの力を封じないと気付いた幻騎士は、自分と体技で互角に渡り合う雲雀に関心しながらも、リングを持たない雲雀に勝機はないはずなのに何故笑っていられるのかと腑に落ちない様子です。
幻騎士の疑問に、「確かに君の強さは予想外だった」と雲雀氏。しかし久々に強い獲物に出会えて嬉しいのだ、と言います。
「これで強力なリングがあれば文句はないんだけどね」とあくまでも笑顔の雲雀氏の態度に、何か秘策があるのかと疑う幻騎士ですが、すぐに何も残っていないとその考えを否定して、マーレリングの力を引き出すと剣に炎を乗せて雲雀氏に向かって行きます。
霧の炎によって次々と細切れにされていく雲雀氏のトンファー。雲雀氏自身も腕や顔を切りつけられてしまいます。
だというのに、全く動じずそれどころか笑みを浮かべる雲雀氏。
追い詰めているのは自分のはずなのに、雲雀の態度に、その不敵な目に、えもいわれぬもの感じてしまう幻騎士。そんな恐怖なのか焦燥なのか、未知の感覚を振り払うかのように幻騎士は雲雀にとどめをさそうとします。

幻騎士の攻撃を避けようともしない雲雀氏は、内心でのみ「まかせたよ」と呟きます。
その口元は最後まで笑みを浮かべていました。

幻騎士の渾身の一撃が交差し、雲雀氏のもとから雲の匣が2つ弾き出されます。
そして裏球針態は崩れ出し、乱れた息をはきながら幻騎士は自身の勝利を確信しました。
そんな彼の耳に高い声が歌う並盛中の校歌が聞こえ、見上げた先にはヒバードの姿。パタパタと煙の中をヒバードが降り立った先を見て、幻騎士は愕然と目を見開くのでした。

瓦礫の中で黒い人影が一つ。横になっていたその人影は起き上がり――しかしそれは、先程まで幻騎士と戦っていた雲雀恭弥ではありません。
黒い服はスーツではなく学ラン、その腕には風紀の腕章。
その右手には雲の刻印を刻んだボンゴレリングを輝かせて、彼は言います。
「僕の眠りを妨げるとどうなるか知ってるかい?」

そこに居たのは、十年前の、並盛中学風紀委員長・雲雀恭弥だったのです!!!

って、ええぇぇぇぇええっ!?
お、お久しぶりです委員長!、て思わず挨拶しちゃったけど違うよ!え、何?あり得なくない?!
…いや、そりゃ、まぁ?十年前の雲雀さんが見られてちゃんと未来編でも活躍の場があるのだなぁと嬉しいですし?ボンゴレリング揃わないけど残りはどーするのかなぁとかは常々疑問に思ってましたし?
でも、
いくらなんでもこの展開が許されるのは妄想だけだと思ってた!(黙れ)
そもそも、以前に「愚かじゃないから入れ換わらない」とか仰ってたのに、ドーユーコトデスカ?十年後ノ雲雀サン。
スケジュールとか言ってたし、「うらやましいな」や「まかせたよ」という科白と入れ替わるタイミングからして、雲雀氏はこの日この時間に自分が入れ替わることをわかっていたんでしょうか。
あ〜あ〜っ、やっぱりボンゴレメンバーの入れ替わりをしているのはボンゴレ側の人間なのかな?!…でも、タイムトラベルの研究してたのは入江氏…(混乱中)
しかも雲雀さんたらちゃっかり指にリングを嵌めていらっしゃるし。…リング争奪戦では、「これいらない」「なくしたよ」と仰っていたひとのやることですか、リングつけて昼寝…? え?あ!もしやツナを想って指に嵌めてみちゃったりしたんですか?(ひばつな妄想)
それは置いておくとしても、このタイミングで雲雀さんが未来に来ても、匣とか使い方わからないじゃないですか。(…まぁ雲雀さんなら覚悟の炎くらい簡単に灯せちゃうと思いますけど。むしろ本能で匣の使い方もわかっちゃうのか?!)
だいたい十年後の雲雀さんが幻騎士と互角の体技なら、十年前の雲雀さんの体技はどのくらいなの?勝てるの?…という心配もあります。(…まぁ正直なところ、雲雀さんなら出来る!本能だけで幻騎士と戦い勝利しそう!と思ってますけど。)
仮に、幻騎士に勝ったとしてその後は?未来の状況や今後やるべきことなど誰が教えてくれるっていうんですか!?
え?ヒバード?ヒバードが教えてくれるから大丈夫?そっか〜、なら安心だね♪
……って、んなわけあるか〜〜〜っそんなの無茶にもほどがある〜っ!(一人ボケつっこみ)

冗談はともかく雲雀さんどーするのかな。
この入れ替わりはボンゴレリングをこの時代に揃えるためだと思うので、多分了平さんも入れ替わるんだろうな〜、と思うんですが。まあ、あっちは草壁さんたちがいるからフォローばっちりでしょう。
あ〜、次回がめちゃくちゃ気になります。
毎度のことですが合併号なので2週間悶々とするほかありませんが…(泣)




ジャンプ39/標的206「風紀」
あくびを一つしておもむろに立ち上がり静かに幻騎士を見下ろす中学生の雲雀。その姿に幻騎士は(これが話しに聞いていたタイムトラべル!?)と内心驚いています。
また、入れ替わる前に雲雀氏が言っていたスケジュールという言葉に、この時代の雲雀が入れ替わりを見越していたのではないかと思い立ちます。けれど、ボンゴレ側は自分達でタイムトラべルを実行できないはず…と思考にふける幻騎士に、雲雀は声を掛けてきます。
曰く「並中ならその眉毛は校則違反だ

…………っ、…っ!!(声もなく爆笑中)
真面目な顔していきなり何仰るの!雲雀さ〜ん!(大爆笑/拳を机に叩きつけて腹を抱えてしまいます)
よりによって眉毛。…うん、いや気になるその気持ちはわかりますけどね、あの眉毛!でも相手はどーみても中学生じゃないから校則とか関係ありませんよ委員長?(笑)
あーーーっ!この科白で一気に2週間分の緊張が解れてしまいました。流石雲雀さん、流石天野先生!

その上、自分から聞いておいて答えようとした幻騎士の言葉を自ら「まあいいさ」と遮る唯我独尊っぷり。倒れている山本を指して「うちの行方不明だった生徒が倒れてるんだい?」と問います。
その質問には自分がやったと答える幻騎士に、雲雀はその行為を並中への攻撃とみなし制裁を加えると言ってトンファーを取り出します。(この理由…ほんとは眉毛のことで咬み殺したいけど、並中生じゃないから校則違反は理由にならないので、こっちを理由に仕立てたんじゃ…と思うのは私の考え過ぎかしら?/苦笑)
雲雀の言動からこの時代の戦い方等を雲雀が知らないことを察した幻騎士は、先ほどの考えは否定し、逆に目の前にあるボンゴレリングをみてついていると考えを改めました。
腰の剣に手を添える幻騎士へ真っ直ぐ向かっていった雲雀、しかし直後にカウンターで飛ばされてしまいます。
「小童では話にならん」
幻騎士のその言葉にかやられたことにかそれともその両方になのか、飛ばされ突っ込んだ瓦礫の中、身を起こした雲雀は鼻血を一筋流してムッス〜っとむくれた表情で幻騎士を睨み付けるのでした。

なんだこのかわいいひとは!
いや〜、2週間楽しみにして待った中坊な雲雀さんですが…なんだろう、全体的にかわいい。…あれ?委員長ってこんな可愛かったっけ?中身はもともと可愛いひとですが、鼻血顔も可愛く見えるんだから凄いです。他もみんな可愛く見えます。たまりません。
そんな可愛い鼻血顔(せめてむくれっ面といってあげなよ)で今週の雲雀さんとはさようなら。場面は肉モンスター…じゃない死茎隊vsツナに。

死茎隊のおぞましい姿に人間なのか?と訊ねるリボーン。
ツナに向かって文字通り“腕を伸ばして”くる死茎隊の予想外の攻撃方法にツナは一瞬対処が遅れ両腕を拘束されてしまいます。腕同様に伸びる足で蹴りを入れられ、その威力に壁の向こうまで吹き飛ばされるツナ。
戦いの様子をみていたリボーンは再度スパナに死茎隊について訊ねます。
それに答えるスパナの説明によると、死茎隊とは、ミルフィオーレ人体覚醒部の被験体。肉体改造と特殊スーツ、アイリスの鞭の雲の炎によって体質を変化させ攻撃能力を高めたいわゆる改造人間なのです。
しかも、彼らはもともとは人体覚醒部の博士であり、惚れたアイリスを喜ばせようと自らの体を使って肉体を改造したのだとか。(…あれ?この設定、ますます某謎を食べる人外探偵n

ボンゴレリングを奪うため壁を開けるアイリス。壁の向こう、土埃の中には、未だ健在なツナの姿がありました。
ツナはスパナにコンタクトの完成を促します。すぐさまツナの意図を察したリボーンも「完成時間が変わらねぇのがポリシーなんだろ?」と催促。
しかしツナでは死茎隊に勝てないだろうと既に諦め気味のため、ムダな足掻きだと言うスパナ。
けれども再び死茎隊と対峙したツナは、スパナやアイリスの予想に反し、無駄のない動きで伸びる腕をかわし、瞬く間に死茎隊2人を倒してみせるのでした。
驚くスパナにリボーンは、キング・モスカ戦とでは違いが2つあるからだと説明します。
一つはキング・モスカを倒した経験による戦闘能力の上昇。
そしてもう一つは、相手が機械でなく人間だということ。ツナの超直感は生身の人間だからこその動きや考えの予兆を感じとっているのです。

スパナにコンタクトの完成を催促する時の、親指で血を拭うツナ様の格好良さに痺れました!
ナチュラルにやってのける男前っぷりにドキドキ。
あと顔に手をあてて「だからムリだって…」なスパナさん可愛いです。…なんでスパナさん、こんなに可愛くみえるんだろう…相変わらずノーパソ抱き抱えてる姿がヘタレっぽいせい?それともツナ様がおっとこまえ過ぎるから?(雲雀さんやスパナさんが可愛くてツナが男前って、なんのサービスですか私を喜ばして楽しいですかありがとうございますおざんぷ様!)
そしてやっぱり死茎隊相手には苦労せず勝てるっぽいツナ。心配はしてなかったけどよかった。
でも覚悟の違いとか関係なかった!むしろここでブラッド・オブ・ボンゴレ(笑)
…そうか、ボンゴレの超直感は機械相手には効かないのか。…戦いを嫌い、無人型のモスカによかったと笑ったツナが一番にその力を発揮出来るのが対人戦闘というのは、なんだかとても哀しいなぁ。でも、超直感があるからこそ、相手が苦しまないように一撃で倒す戦い方ができているともいえるのかな。

まぁそんな超直感談義は置いといて。今回はこれまでに気になってた謎がちょっと判明したかんじですよね。
幻騎士の言葉通りなら、タイムトラべルを引き起こしてるのはミルフィオーレで、ボンゴレ側による自由な操作はできないみたいですね。…しかし、雲雀氏がスケジュールと言っていたように、まだこれは確定ではないのでしょうか。ミルフィオーレはタイムトラベルに関してはそう計画実行されてけど、ボンゴレがその裏をかいている可能性があるのかなぁ。
そして、雲雀さんの科白からは十年後と入れ替わってしまったメンバーは十年前の世界では行方不明扱いなのだと察せられます。
…うぅん。私はこの未来が十年から2ヶ月程ズレていることから入れ替わった過去と未来では時間の流れにもズレがあるんじゃないかと予想してたんですがそれはハズレかな?
たかが数日じゃ行方不明とは言わないよね…殴り込みしてる現時点がだいたいツナが未来に来てから25日くらい経ってるはずなんですが、過去でも普通に同じだけの期間、時が過ぎているのでしょうか?
こーやって考え出すと、謎が判明どころか更に疑問が増えただけのような気もします(苦笑)