わーるど・ぼーだーれす
セカイはいびつな円
その中心にはボク
ボクのまわり、遠く 近く
あいまいな線が ぐるり囲んで
ぐねぐね いびつな円になる
それがセカイのボーダーライン

ボクのセカイのボーダーライン

このラインの中だけが
ボクの ウツクシク いびつなセカイだった



ある日、
ボクのセカイのライン<境界線>は
キミのセカイのライン<境界線>と
交じり逢った



嗚呼 それはきっと
カミサマのきまぐれだったんだろうな
ヒトはそれを 偶然 あるいは 運命 と呼ぶんだとか
…でも、まぁ、どちらでも
アナタのお好きな方で呼んでくれ
(ボクは 偶然 のほうが好きだけれど)



とりあえず
線引きされたセカイの境は消えて
セカイの中心は もしかして
キミとボクとの交点になったみたいだ

ボクと キミと セカイと

ぐるり ぐぅるり 互いに廻って
近く 遠く 共にある

ボーダーライン ボーダーレス


+ + + + + + + + + + + + + + + + + +
せかいは とても せまくて、
でも ほんとうは とても ひろかった。