ボンゴレ | | ミルフィオーレ |
---|
1 | 紋章 | 0 |
0 | 晴 | 1(炎つき) |
0 | 霧 | 2 |
0 | 雲 | 1 |
1 | 雨 | 0 |
0 | 雷 | 0 |
1 | 嵐 | 0 |
2(炎つき) | □ | 0 |
ファミリーの紋章と属性マーク、その横にルーレットによって振り分けられた数字の羅列。
その意味がわからず戸惑うボンゴレサイドでいち早くその意味を察した正一が、属性の横の数字=各属性の参加人数かと予想します。
正一の予想通り、ジャイロルーレットでチョイスされたのは実際にフィールド内で戦う各属性の戦士の数であり、ファミリーの紋章は大空のリングを持つボス、属性マークは各属性のリングの守護者、そして最後の□は『無属性』…つまりリングを持たない者だということです。
ボンゴレは□が“2”だから二名選出しなければいけないと言う白蘭の言葉に、そのために全員連れてこさせたのかとリボーン。
「みんなを戦いに参加させるなんて……そんな!!」
とその時、京子達の方から短い悲鳴が上がり、ツナ達が慌ててふりかえればそこにはいつの間に移動したのかデイジーの姿が。
京子とハルを守るようにしながら「何なのあなた!」と叫ぶビアンキの問いかけに、デイジーは名を名乗ると京子に今にも枯れそうなボロボロの花を一輪差し出します。…と、その首にブルーベルを止めたときと同じように桔梗の腕が巻き付き引っ張り、血を吐き出しながら桔梗に回収されるデイジー。
京子達に謝りながらも、「デイジーはあなた達のように美しく…滅びゆくものに目がないんです」と微笑んでみせる桔梗の言葉に、ハルと京子は恐怖に背筋を凍らせるのでした。
京子達への暴言にツナと了平はいきり立ちますが、参加戦士を発表するように告げられます。
ここは唯一相談して決められると言う白蘭に、リングを持たない自分は無属性でいいだろうと問う正一。本来ならば晴属性にあたる正一ですが…彼の問いに白蘭は冷たく一瞬視線を絡めた後、特別にいいと承諾しました。
その言葉に、ならばメンバーは決まりだと正一はボンゴレの参加戦士を選びます。
正一が選び出したメンバーは、大空に綱吉、嵐は獄寺、雨は山本、無属性は正一とスパナ。
その選出に、獄寺はボスは十代目だぞ!!と反発しますが、しかしリボーンは正一の意見に賛同し、獄寺は言葉を詰まらせます。
と、そこで今度は了平が何故自分は出られないのだと憤ります。そんな了平を正一は「条件は向こうも同じ、これがチョイスなんだ」と宥めますが、しかしさらに雲雀までがそんな理由で納得するかとトンファーを構えて参加すると主張。
強行手段も辞さない雰囲気の雲雀にツナと正一は怯えつつ慌てて――――とそこに「待てって恭弥」と姿を現したのは跳ね馬ディーノ!
いつの間に、と驚くツナ達に転移の時に紛れ込んだのだと言うディーノは雲雀に、ツナ達がミルフィオーレに勝てばその後はどいつとでも好きなだけ戦えるんだ、少しの辛抱だろうと言って説得します。
ディーノの言葉にしばらく考え込んだものの「急いでよ」と聞き分けた雲雀を見て、
(ディーノさんヒバリさん説得するのうまくなってるー!!)
と内心びっくりしつつ感心してツッコミをいれるツナなのでした。
ディーノさん、いつの間に!! Σ(0д0`)
「おまえらの家庭教師なんだ、こないわけにはいかねーだろ?」…って、なら
紛れ込まずに堂々といっしょにくればいいのに(笑)
てかずっといたのに自分から出てくるまで気づかれないってどんだけ影薄…ゲフンゲフンッ
雲雀さんの説得に10年の成果をみて感心しました。
でも多分この説得が通じるのは10年前の雲雀さんにだけだともおもいました。
この内容で説得されちゃう雲雀さんはたいへん
たんじゅんいやいや子供らしくてかわいらしいですよね!(´ー`*)
ちなみにたぶん雲雀さんの脳内計算では、
いま出て咬み殺せる人数:4人<待てば咬み殺せる人数:
ここにいる強いやつ全員
と言う公式がなりたったんではないかな〜と想像してます(笑)
どいつとでも好きなだけ戦えるなんて言われたら、雲雀さんのことだからミルフィオーレどころかディーノさんも正ちゃんも修行で強くなったツナ達もみんなカウントしちゃうよ絶対!
その時になって「なんで俺たちまで数に数えてるんだよ〜っ」と慌てるディーノさんとかツナとかまで想像するととても楽しい(←それは単なる妄想ですよ)
さて、ディーノは「そのメンバーでいいのか?」と決定をツナに委ね聞いてきます。
戸惑いつつも「はい」とツナが返事を返す傍らでは、フゥ太がジャンニーニは同じ無属性でメカニックのスパナが選ばれたけど構わないのかと尋ねていました。それに対して、「残念ですが仕方ありませんねー」と言いつつもめちゃくちゃ嬉しそうに「まかせましょう!」と笑顔で親指を立てるジャンニーニ。
その様子に、本当は出たくないんだ…とツナとフゥ太は呆れて苦笑いするのでした。
そんなツナ達のやりとりのなか、「ああ〜〜あっ だり〜〜〜〜」と間延びした叫びがミルフィオーレサイドから聞こえてきます。
それは、口笛吹いてたマグマ風呂野郎こと真6弔花のザクロ。
ずるずると床にへばりついて、出番もないし正直イヤになってきました〜と白蘭にぶーたれるザクロ。そしてその傍らに膝をつき、ザクロがダレてきましたと報告する桔梗。
ザクロの行動に以前電波呼ばわりされたブルーベルはどっちが電波だとあっかんべーと舌をだします。
ぐだぐたかつフリーダムで個性的な部下達の様子を気にすることなく、白蘭は今度はミルフィオーレの参加戦士を紹介するよと言って順々にに紹介していきます。
「雲は最も頼りになる真6弔花の優しいリーダー、桔梗」
「晴は殺したいほど生ける屍、デイジー」
「霧は真実を語る幻影の巨人、トリカブト♪」
その発表に、バジルが霧の数が2なのに足りてないと指摘すると、白蘭とブルーベルは目を丸くして「まあ!困った」といいます。そして…
「なーんていわないよ」
真6弔花にはAランクの部下が一人につき百人ついているのだから問題ないのと、もう一人の霧のプレーヤーだといって『猿』という翁の仮面をつけ二本の刀を背負ったトリカブトの部下が姿を現します。
ツナ達とは違いいくらでも人員には困らないらしい白蘭にバジルは歯噛みします。
白蘭により参加戦士の紹介内容に、やっぱり雲はリーダーなんだとか晴と霧の紹介が矛盾しまくりだとか思いましたが、それよりバジルの指摘にわざとらしく驚いて見せた白蘭とブルーベルを見たとき、
もう一人の霧として操られた骸さんが出てきちゃう展開とかだったらどうしよう!!?
とすっごく心配しました。(でも同時に骸登場を期待したのも確かである/笑)
結局違いましたが…しかし霧は二人とも仮面つけていて正体不明だし、なぜかトリカブトの紹介だけ『♪』つきだったりして…
トリカブトの正体が骸さんだったりして?!(まだまだ不安要素がいっぱいです/…でも骸さんにもそろそろ登場してほしいですよ(´;ω;`)
ところで話は変わりますが、紹介されてるとき桔梗とデイジーが例の顎に手を添えるポーズを決めてますよね?(笑)
なのに、せっかくツッコミどころ満載のあのポーズを決めてるにもかかわらず、ボンゴレサイドから普通にスルーされていて…(´з`)
……いやいや、もしかしたらバジル君が難癖つけてる間、ツナあたりが心の中でひっそり「なんだあのポーズーー!!」とつっこんでいたのかもしれませんけどね!(笑)
さて話を本編に戻しまして、ボンゴレ・ミルフィオーレともに参加戦士のチョイスを終えたところで白蘭が勝敗のルールを発表します。
数あるチョイスのルールの中でも最もシンプルかつ手っとり早いというそのルールは――――ターゲットルール!
ターゲットルールとは、互いに敵のターゲットとなるユニットを一人決め、そのターゲットがやられた方が敗けになるというもの。
さらに、ターゲットとなるユニットは、ルーレットの時点で既にチョイスされているという白蘭。
属性マークについている炎こそがターゲット…ミルフィオーレは晴、ボンゴレは無属性が今回のターゲットとなります。
標的の属性に二人以上いる場合はルーレットがランダムに一人を選ぶのだということで、ジャイロルーレットから光が伸び、ターゲットマークが付けられたのは正一でした。
先に敵のターゲットを倒した方の勝利という分かりやすいルールに気に入ったと獄寺と山本が笑う一方、シンプルなだけに奥が深そうなだと呟くスパナ。
スパナの言う通りだと正一が続けようとしたとき、ターゲットマークを付けられた左胸に痛みが刺し、突如そこから死ぬ気の炎が燃え上がります!
騒然となるツナ達に白蘭は、標的者を他のプレーヤーと差別化し、また標的者が倒されずに生きている証明として“標的の炎
(ターゲットマーカー)”――胸に自らの死ぬ気の炎を灯すのだと説明します。
ターゲットマーカーはバトルが終了するまで外すことは不可能で、バトル中は炎の様子がボードに映し出されるのだという白蘭に、リボーンは、生命エネルギーである死ぬ気の炎をただ流し続ければあっというまに体力を消耗し倒れてしまうと咎めますが、逆に「それがこのバトルのタイムリミットになるんじゃないか」と返されてしまいます。
「どんな理由であれ“標的の炎”が消えたら負けだからね」
冷たい瞳でそう告げる白蘭の非道さに「なんてことを…」を呟くツナに、しかし正一はバトルを始めるようにいいます。
そんな正一に慌ててムリをしないでと心配するツナ達に対して、しかし、僕は犠牲心でやるんじゃないと正一。
「白蘭サンをこんなにしちゃったのは僕なんだ!! 僕が逃げるわけにはいかない!!」
脂汗をかき苦しそうにしながらも強い瞳で告げられた正一の告白にツナは息を呑みます。
しかしそんな正一の言葉を聞いた当の白蘭は「へぇ 正チャンそんな風に考えてたんだぁ」と薄く笑うと「まぁいいや」と流してしまいます。
その時3つの花火が打ち上げられます。その花火が空に描いたのはこのチョイスの勝者の報酬――全てのマーレリング、全てのボンゴレリング、そして全てのアルコバレーノのおしゃぶり。
「これよりマフィア同士の新世界創造バトルのスタートだよ♪」
白蘭の求める至宝…トゥリニセッテ、その花火を合図として、白蘭曰くの『セレモニー』は開催されたのでした!
正ちゃんの意味深なセリフの意味が超絶気になります!
友情と責任感から命までかけてしまうのですか!
何があったのか知らないけど健気だね…正ちゃん(´;ω;`)
…しかし実は案外蓋を開けてみたら、突き詰めれば単なる二人の友情のすれ違いが世界の危機まで発展してる落ちとかだったらどうしよう。ぶっちゃけヴァリアー編は九代目親子の家族問題を継承問題にすり替えて尻拭いさせられたnd(ちょっと黙っとこうか、あきそらさん)
白蘭と正ちゃんといえば、チョイスの標的者が新旧晴の6弔花が互いのターゲットとなってて皮肉だなぁと思いました。(てかほんとにこれ偶然?/(苦笑
さすがマンガ)
正ちゃんの気力・体力・生命力にかかっているこの勝負、心配ではありますが、元・晴の6弔花としてのプライドにかけて正ちゃんに頑張って貰いたいですね!