10代目ファミリーの1000万FVの炎圧を受けて光る転送装置。並盛町の人々は空に浮かぶ謎の機械のただならぬ様子に、その正体を知らないものの危険を感じてパニック状態で逃げ出します。
そんな騒ぎの中、γ、太猿、野猿の三人が建物の陰からひそかに神社の方角をうかがう姿がありました。
…あれっ?なんでいるんですかγさんたち?!てっきり10日前にメローネ基地の移動に巻き込まれたものと思っていたのですが。
間一髪逃れて並盛に潜伏していたのでしょうか…それともこの10日で移動先からわざわざ戻ってきたの?
姫の救出&打倒白蘭の機会を狙って密かにチョイスの舞台に紛れ込むつもりなのかな?
でも今居る場所から急いで神社に移動して転送装置の発動までに間に合うの??
さて当の神社では守護者が揃い軽口を叩き合う仲間達。「おせ―ぞ」という獄寺に笑顔で軽く謝罪する山本と、一方雲雀は「僕は個人として来てるんだ」と悪びれもしません。
相変わらずな雲雀の態度に舌打ちする獄寺のかたわらで、よく来ることが分かったなとツナに感心する了平。
しかしツナは、
「…いや。わかってたのは全員揃わなくては白蘭には勝てないということだけだ」
その言葉にそれぞれツナを見つめる守護者達。笑顔の山本、軽く目を見張る獄寺と了平、クローム。雲雀は表情は変えることはなく、リボーンはニッと口角を持ち上げます。
「わかってたのは全員揃わなくては白蘭には勝てないということだけだ(
だからオレは2人は必ず来ると信じてた)」
私にはこう聴こえた!あのセリフの続きが脳内で聴こえましたよ!!
ツナに発言からこの闘いの厳しさと、でもそれすらみんなが一緒なら絶対に乗り越えられるというツナの強い決意と信頼感に溢れていて、ドキーンっと…いやむしろドキューンときました!
きっと守護者もそうだったにちがいない!(笑)
てか、
雲雀さんがツナをガン見しててときめいた!(一人そっぽむいてるってことはないはず…立ち位置的に!)
てかてか
雲雀さんの「僕は個人としてきてるんだ」はとってもつんでれですよね。
そもそも個人として何しに来てるんですか?…てことで考えてみた!(笑)
1、「マフィアとかどうでもいいけど盛大に群れてるから咬み殺す!」→3万超過ミルフィオーレの群れ(標的228参照)に制裁を!
2、「僕の並盛を汚すものは何人たりとも許さないよ」→未来だって並盛は僕のもの、風紀を取り締まりにきました!
3、「なに僕の許しもなくひとのこと利用しようとしてるのさ」→最終目的はメガネ(正ちゃん)を咬み殺すこと?
4、「ワォ!この匣ってのは興味深いね。」→過去に帰るまでのひまつぶしに腕試し
…さぁこの中に正解はあるのか?!
(個人的には…5、「別に群れる気なんてないけどあの草食動物(沢田綱吉)の闘いをそばで観察したいんだ」→個人的にツっ君のため、でファイナルアンサー!!(´∀`))
おっと初っぱなから話がそれました!本編に戻りまして、見事500万FVを超えたツナ達に白蘭は合格を告げ、チョイスをはじめようと言います。
その白蘭の言葉に同意するツナの、かたわらでは大空のボンゴレ匣のライオンがツナの心を映したような静かな瞳でツナと同じく白蘭をじっとみつめていました。
まずはフィールドのチョイスだと言って白蘭が出したのは複数のカード。すばらしい炎を讃えフィールドのチョイス権はボンゴレに与えると言い、カードを引いて戦うフィールドをチョイスしろとツナに促します。
運命によるツナ自身の“選択”だという白蘭の言葉に、「しかし敵のつくったカードでは…」と何か仕掛けられてないかとジャンニーニが危惧します。
しかしそんなジャンニーニに対して、正一が「白蘭サンはチョイスでだけは不正をしない男だ」ときっぱりと否定します。
その言葉に頷きツナがチョイスしたカードが示したのは――――雷。
「じゃあ いこう」
白蘭の言葉とともにツナ達の体は宙に浮き上がります。一際強く光っり転送装置が発動。
その光に呑み込まれるようにして並盛から消えた一行は、次の瞬間には空から落とされます。
煙がたちこめる中互いの無事を確かめあうツナ達。
そんななか、「ボス…何か埋まってる」と不思議そうに自分のすぐそばの床に見つけた物体をツナに報せるクローム。…とその正体は顔面から着地してしまったランボでした。
ツナに指摘され、同時に「いたい〜〜」と泣き出したランボの姿に慌てるクローム。
なんですか?!このかわいらしいやりとりは!!!
ツナに報告するクロームちゃんにきゅん!
すぐさまランボだってわかるツナにきゅん!
しかもツナのあのあきれたような、でもちょっと恥ずかしいような表情は「うちのランボがすみません」的なニュアンスが含まれているとおもえてなりません…さすが世話係!さすがつっくん!
あきそらの大々大好きなツナ・ラン・クロの3人が一緒のコマにいて、こんなあほかわいらしいやりとりするとか…本当に癒されるんですけど!
ちょうホクホクしました!(*´ω`*)
この2コマ、今週最高の名シーンです(笑)
そんなツナ達のやりとりの一方で、瓜が匣に戻ってしまったことに炎の消費量の凄まじさ獄寺が感じて驚いていると、
「やっ♪ ようこそチョイス会場へ」
煙の奥から白蘭の声が聞こえてきます。
その声に振り返り、しかし目に飛び込んできたものに、驚愕に息を呑むツナ。
煙が晴れたその場所は、超高層ビル群のド真ん中なのでした!
ツナがチョイスしたフィールド・雷面のデータ
【超雷炎硬層高層ビル】気温18℃、直径10km、高さ∞、風速2〜14m/s
「何度も会っているような気がするけど僕と会うのははじめてかい?綱吉君」
5人の真6弔花を従えて意味深な言葉とともに笑う白蘭。
チョイスの舞台たる高層ビルの一つの屋上、ついに白蘭と直接の対面です!
ここで戦闘をする、といわれ「こんな人の多い所で戦えるわけないだろ!!」と憤るツナ。
そんなツナに対して予想済みだというように白蘭は、ここにいるのは自分達だけだと笑います。
「どういうことだ?」と問う獄寺を、白蘭は「追って説明するよ」とかわし、そこでブルーベルが突如、
「なはーんだ。ちびっ子ばっかりじゃない」
こんなの匣を使わなくても殺せると言って掲げた彼女の左腕は、水でできた剣のようなものに変形します。
それにツナ達が驚くと、続いて今度は桔梗が一瞬にしてブルーベルの左腕を止めてみせます。
白蘭様が楽しみにしておられたお祭りなのだとブルーベルを諭す桔梗の左手は、手首から先がポッカリとなにも無く――そして、ギュウウッとブルーベルの異形の左腕に巻きつく『何か』。
次々に見せられる真6弔花の異様な能力にツナは緊迫し、雲雀はトンファーをとりだしボンゴレリングに炎を灯し、臨戦態勢。
そんな雲雀の炎をみた桔梗は、同じ雲属性の守護者だといって雲雀に自らの名を名乗ります。
しかしそんなことはどうでもいいとばかりに「すぐにはじめようよ」と言う雲雀に、ダメなんだってと白蘭は謎の道具をとりだし告げます。「次のチョイスをはじめなきゃ」と。
その道具を見て(あれはジャイロルーレット?)と疑問符を浮かべる正一。
「みんなが見やすいように映し出そうね」
白蘭は前に歩み出るとジャイロルーレットから2つの映像を宙に出します。
それぞれのファミリーの紋章と晴・霧・雲・雨・雷・嵐のマーク、そして謎の四角の計8つの記号の羅列。
リングの手を歯車の側面に添えるように白蘭に言われ、戸惑いながらも従ったツナに、続いて白蘭は「チョイスのかけ声で歯車を右に回すよ」と言ってツナの制止の声を聞かずに回してしまいます。
バチっと鳴って勢いよくまわりだしたルーレットはやがて止まり、それぞれの記号の隣に数字が弾き出されます。
「これで決まったからね。バトル参加者♪」
愉しそうに告げる白蘭の言葉で今週のお話はここまで!
きちんとすべてのルール説明をする前に進めてく白蘭…強引というかなんというか…ツナ、振り回されてますよね。
正ちゃんは白蘭はチョイスでだけは不正をしないって言ったけど、ほとんどルールがわからないままにチョイスが進められていく現状だって十分フェアじゃないんじゃない…?(まぁ今のところ不正らしい不正はなさそうだけど)
フィールドの性質とかに関する知識だってルールを作った側の白蘭達と初挑戦のツナ達とでは絶対的に差があると思うんですが?
だいたい、このチョイスのルール全てが学生時代の二人が遊んでた頃のままってことはないと思うし。
根本的に平等でも公平でもないので、不正はしない云々いわれても漠然とした不安が残ります。
てかこれで白蘭が不正したら正ちゃん報われなさすぎるよね
あとですね、真6弔花のリーダー(仮)の桔梗が雲の守護者な件について。これは論ずべき大事な議題ですよね!?
だって、だって!ヴァリアー戦の時もボス補佐ゴーラ・モスカは雲の守護者で。
そして今回も真6弔花のリーダー(ぽいの)が雲の守護者って…!
これはもう、大空(ボス)に一番近いところに居るべきは雲だってことですよね!?
それすなわちひばつなってことですか?!公式ってことですか?!!(´Д`*)ハァハァハァハァ
雲雀さんがいっぱい出てきてくれて、おかげさまでフィルターのかかり具合も調子がよいらしいです(笑)←
あと先週は生意気そうな表情をしていたツナの匣の
ライオンくん(しつこく今週も主張)が、何やら今週はずっと達観してるというか賢者のようというか…兎に角とても凛々しい顔つきをしていて
ぷりーもが憑依しているんじゃないかと疑っています
…いや、多分、ご主人様がハイパーモードの時はライオン君もクールになるってことなのですかね、うん。
ツナの気持ちにシンクロしてるんだもんね!ご主人ともども可愛格好良いですね!