標的240 「チケット」
11:50、並盛神社にやってきたツナ達。
階段を登ってたどり着いた並盛神社の境内には、不思議な物体がありました。
ミルフィオーレの物かもしれないと警戒する獄寺達でしたが、実はその正体は正一達が用意した基地ユニットでした。
基地ユニットについてみんなが話しているなか、ツナは周囲を見渡し雲雀と山本の姿を探しますが見つかりません。
大声で名を呼んでみても返ってくるのは静寂のみ。
来る気がないのかあるいは修行に失敗したのか…仲間達に不安が広まります。
そんな周囲をバジルが励まし、まだミルフィオーレだって姿を現さないのだからとフォローをいれます。
…と、ノートパソコンを見ていたスパナがバカでかい死ぬ気の炎が異様なスピードで接近していると知らせます。その死ぬ気の炎の反応の正体はは彼らの頭上――あやしげな黒雲が渦巻き――やがてその中心から光が指し巨大な白蘭が顔を出します。
その不気味さにランボは泣き出し、幻覚かと言う獄寺にはクロームが否定、スパナの解析により巨大な装置であることが発覚します。また、何も知らない並盛町の住民たちからも巨顔白蘭は注目を集めていました。
全員連れてこいと行ったのに揃っていないと指摘する白蘭にツナは無言のまま。
正一が白蘭に基地ユニットとしては大きすぎる装置にルール違反だと反論しますが、白蘭は早とちりだと笑います。
これは基地ユニットではなくツナ達をチョイスの舞台へ連れていくための超炎リング転送システムであり、システムを作動させるために500万FVの炎圧をツナ達自身に用意させる――チョイスに参加する資格があるか試すための、いわばチケットだ、と言います。
500万FV…]BURNERの最大炎圧の20倍に相当する炎、それを今すぐ用意しろなどという一方的かつ無茶苦茶な要求にフゥ太やジャンニーニが憤るものの、白蘭はもし出来なければ…と言って、突如、並盛の北山を目から出したビームで攻撃してしまいます。
「何をしてるんだ!!白蘭」
「おっとゴメンゴメン 顔がすべっちゃった♪」
怒りに声を張り上げるツナの様子すら楽しいかのように巨大な顔を回して無邪気そうに告げる白蘭の行動に正一は「あなたって人は…」と青ざめ、リボーンは「たしかに世界を恐怖で支配する素質アリってとこだな…」と怒りを抑えて冷静に白蘭を分析。
「さあ早く炎を搾りだしてごらんよ。約束の12時まであと少ししかないんだからさ」
照射される光がなくなったらゲームオーバーだと言ったとたんに、光がどんどん狭まっていきます。
「さあおいでってば」笑顔で急かす白蘭に、しかしツナは動こうとしません。
「どうしかのかな?ビビっちゃった?」
「まだ全員揃ってない」
「へぇルールを重んじてくれるのは嬉しいな。でも僕には500万FVを出せない言い訳に聞こえるかな?」
すでに光の範囲はツナ一人を照らすのみになってしまう中で、ツナは真っ直ぐに白蘭を見据え、「ちがう。来てくれる」と告げます。
その間にも光はツナの顔程に小さくなりゲームオーバーだねと言う白蘭。しかしツナは「いいや来る」と決して諦めず。
そしてその時!
神社を取り囲む森の左右からそれぞれ雲の炎と雨の炎が飛びだし、雲雀と山本が現れました!
「何してんの君達?」
「よっ 待たせたな」
守護者が揃い、獄寺、了平、クロームがツナへと呼び掛けます。
「よしいくぞ――ボンゴレ匣!!開匣!!!!」
ツナの号令のもと7つのボンゴレ匣が同時に開かれ、その瞬間凄まじい光が神社から転送システムへと放たれるのでした!
「ん?あれ…?こんなことって……」
装置が取り込んだ炎圧の数値に白蘭から戸惑いの声が漏れます。
ツナ達の放った炎圧は、白蘭の言った500万FVをはるかに越し、なんと1000万FVオーバーだったのです!!
予想をはるかに飛び越えたその力に、正一もまた驚きつつも確信します。やはり自分は間違っていなかった、と。
彼らをこの時代に連れてきたのは間違っていなかったんだ!!
彼らこそ白蘭サンに対抗しうる唯一の光――――
若き10代目ボンゴレファミリー!!!
正一が見つめるその先には、それぞれの匣兵器とともに並び立つ7人の雄姿があるのでした!
了平の我流、山本の燕、獄寺の瓜、クロームのムクロウ、雲雀のバリネズミはメタリックな装備を追加したアップデートタイプ
ランボの牛、山本の犬、そしてツナのライオンがアニマルタイプ
…な感じのボンゴレ匣。
それぞれ額にボンゴレの紋章をつけてなんか戦隊ものっぽい
新登場の山本のわんこがかわいいです。刀背負ってる!
そしてそして!
ツナの匣アニマル!! ツナの匣アニマルがぁあああ〜!!
どうみてもライオン!!!!ラ イ オ ン で す !
どの角度からみてもジャンプひっくり返してみても何してみてもかわることなくライオンさん!!
ちっこいけど!瓜と二人中央でちょこーんと、しかしデデーンと!強気な表情で仁王立ちしていますけど(笑)
沢田綱吉のアニマルタイプの匣兵器はラ・イ・オ・ン!(←しつこい)
ちょっと犬系かと心配だっただけにすっごくすっごく嬉しいです!
できればベスターみたいにでっかいほうがなおよかったとかいいません!
ちいさいのにこの子も1000万FVオーバーの力の一端を担っているわけですからね!
さすが!ちいさいのにすごいとかまさに主人そっくりですね!(*´∀`*)
瓜と同タイプであとからでっかくなるんでしょうか?
それともバリネズミ的にちいさいけど戦闘でも役に立つよ系でしょうか?
もうどっちでもいいよライオンだったから!←
ライオン万歳!!
ところでツっ君は開匣後はハイパーモード化してましたが……やはりもうすでにオートで死ぬ気化でファイナルアンサー?
いつだ!いつからだったんだ?!!(笑)
あと、スーツじゃないひと二人は美味しいところもってく登場の仕方で、王道王道!(笑)
待たせておいて「何してんの」とかいっちゃう委員長…お久しぶりなのに相変わらずですねかわいいな!
そして最後にはちゃんと群れてくれてますが、はたして委員長そのあたりどう考えているのでしょうか。
……もしかしたら実は群れるのが嫌で神社に行かずにいた雲雀さんは、白蘭に並盛を壊されたから出てきてくれたのかもしれないな、とかちょっぴり思いました。
そう考えると一気に白けた白蘭の行動も…うん、いや、やっぱりちょっとなぁ…(-д-`)
幻騎士のときといい、なんでいきなりこう、悪役キャラはあれな方向に走り出してしまうのですか最近のリボーンは(-ω-;)
…いやまぁ、白蘭はそーゆーキャラなんだってわかっているんで別にいいですけども。
その分ツっ君の男らしいかっこよさにときめこうとおもうので←
とにかくこれで未来編も最終決戦に突入。
ブラックスペルやユニたちはどうなってるのか?
もうすっかり忘れられているのではないかと心配な骸さんはいつになったらご登場されるのか!?
などなど、まだまだ気になること満載なのでそのあたりも期待しつつ、次回(もう明日ですが)を待ちたいとおもいます!
(2009/5/17 - Akisora)