標的232 「チョイス」

※先週に引き続きディーノさん好き及びD18好きさんにはちょっ注意報です!


先週のラストがあれだったために、扉絵のツナ様を前にしながらしばらく葛藤。
…えぇい、ままよ!ツナのように私も覚悟を決めて戦いに挑むわ…!!
…とめくったページの先に待ち構えていたのは……ゲーム『チョイス』の説明であった。(…あれ?/肩透かし)

【チョイスとは】
・2軍に分かれそれぞれ兵士ユニットをチョイス(選択)しチームを作り
・戦うフィールドをチョイス(選択)し
・本陣となる基地ユニットとその配置をチョイス(選択)し
・戦闘を行い勝敗をつける
・勝者は敗者の所有物から欲しい物を一つチョイス(選択)して奪える

…そんなゲームだと正一に説明され、思ったよりもシンプルだと感想を述べたリボーンに、微妙に言葉を濁しながら「ま…まあね〜」と眼鏡のフレームを押さえる正一。
もともとは白蘭と二人で暇潰しで作ったボードゲームだからと言い、「と…ところが…」
居たたまれなさそうに赤くなりつつ咳を一つした正一は、自分がのめりこんでしまいできることや設定を増やしコンピューターゲームとなり、更に自由度を上げアップデートを繰り返した結果…ゲーム末期には自走する巨大要塞が画面の中を走り回っていたりしていた…とアハハハッと乾いた笑いで説明を続けるのでした。
リボーンに「シュミ悪ーな」と言われ自覚があるため狼狽しながらも正一は若気の至りだったのだと言い訳します。


あははははっ! お、おっかし〜〜!なにやってんの正ちゃん!
多分はじめの頃は、白蘭に連敗して「正チャンってばこんな単純なゲームなのに弱すぎ〜アハハ〜」とかからかわれてカチンときて、
「る、ルールがよくないんですよ!」
「アハハ〜出た〜!正チャンの逆ギレだ〜」
「うるさいなぁ!!もう!!僕がもっと面白くてやりがいのあるルールにしてあげます!」
とか言って考えはじめたのが、だんだんハマりこんで得意のプログラミングとかし出したら、熱中し過ぎて回りが見えなくなっていくとこまで逝っちゃったかんじ?(笑)
巨大要塞のデザインとかに正ちゃんの暴走具合がみてとれます…この人バーチャル内ではリアルでは決してできない破壊行動の限りを尽くしてそうで危険(演技とはいえ例のブラック正一は本人に要素がないとできないよね
…まぁそんな与太話は置いといて。本編に戻りましょう。


白蘭が言っていた「チョイスを“現実で”やる」とはどういうことなのか…それを考えるためにも更にチョイスのルールの詳細を訊ねるリボーン。

【チョイス詳細ルール】
・兵士ユニット数は開戦直前に話し合いで決める
・両軍が同じ兵士ユニット数ならどれだけ武装してもOK、数が揃わなければ負け
・フィールドの場所も開戦前に話し合いで決定(広さは直径10km)
・基地ユニットは50立方メートル以下ならば、事前に自分で設計して使用できる

これを現実に当てはめると、兵士ユニットはリングと匣兵器で武装したツナ達であり、フィールドの広さはちょうど並盛町がすっぽり収まる広さだ、と正一。
その説明にまさに戦争でいうところの“局地戦”の再現のようだと言うリボーンに頷いた正一は、問題は宿泊施設兼攻撃要塞となる基地ユニットが自分たちにはないことだと告げます。
それに驚いたのは共に話を聞いていたジャンニーニ。
「ま…まさか…実際に現物で基地を用意しろっていうんですか!?」
「何度も考えてみたんだけどそう考えるのが自然だよ…」
歯噛みしながら答える正一に、しかしそんなことは人手も時間も足りなさすぎると無茶だとジャンニーニが叫び、またスパナも10kmもの広さをもつフィールドでは機動力のある兵器が必要になるだろうと意見します。
基地ユニットと機動力。2つの問題をどうするつもりだったのかリボーンに訊ねられた正一は胃を痛めながらぐっと言葉に詰まり、そして「だから困ってるんじゃないか!!」と頭を抱えてわぁ〜っと泣き叫んでしまいます。
そんな正一の様子に「まあ落ち着け」とリボーンは、
「ここにはボンゴレの天才発明家と元ミルフィオーレの天才メカニックがいるんだ
 きっと優秀な方が何とかしてくれるぞ
そう言ってサラリと技術者2人の対抗心に火をつけました。
単純な手に引っ掛かった2人は互いにより優れたアイディアを考え出してみせると電波越しに火花を散らし、正一もまた、自分も一応いくつかプランは考えていると言い、
「とにかく今度の戦いは綱吉君達だけの戦いではない――僕ら技術屋の戦いでもあるんだ!!」
その言葉にスパナとジャンニーニのやる気は更に上がるのでした!


負けず嫌いで対抗心むき出しのスパナとジャンニーニが可愛い!
さりげなく正ちゃんも参戦宣言してるし(笑)
自分の作るものへの誇りがあるからこそ負けたくない負けられない!いまここで技術屋のプライドをかけた戦いの幕が切って落とされたわけですね!
基地ユニットとかどんなのができるのか楽しみです!
発進!ボンゴレ地下アジト・改!とかいってヒーローもの的な変形可能・移動式の要塞基地になったりしたらどうしようね(笑)


チョイスのルールについては、白蘭は報酬としてボンゴレリングを手に入れていくつもりなんでしょうけど…ちょうど並盛町が入る広さって…並盛が戦いの舞台となりそうでやなかんじですねぇ(´`)
人数に関しても日本のツナ達だけじゃ真6弔花の兵数に比べて圧倒的に足りないのでヴァリアーとか門外顧問組織とかキャバッローネとかも参戦の流れになるのかなぁ〜…(でもヴァリアー以外この時代の人達まだツナ達と接触してくれてないしなぁ/跳ね馬は近くにいるのに放置宣言しやがったしな!
これから協力してくれるなら、せっかくだから行方不明中のロンシャン率いるトマゾとかも登場して十年経った強いとことか変わらない明るいノリとか見せてくれたら面白いとおもいます!
未来編はじまったばかりの頃に仲間の所在についてで名前が出たからにはこの時代でトマゾと十代目ファミリーは仲良しなはず!あれはロンシャン参戦の伏線!…と思っているんですがねぇ?
あと同じく名前だけ出てきて行方不明の持田先輩とかはどうなったのか…(笑)


陽が暮れ、ツナ達の休息1日目も終わりに近づいてきました。
夕食の準備をしつつ地上での話をするツナとフゥ太。
「じゃあツナ兄達、メローネ基地にお弁当だけ置いて帰ってきたんだ」
「うん。入江君もスパナも何か真剣にやっていてとても話しかけられる雰囲気じゃなかったからね」
そう言って微笑むツナにリボーンは「お前達もすぐに死ぬほど忙しくなる」と言います。その言葉にギクッと固まるツナ・山本・獄寺。
なんで休み中にそういうこというかな…とツナがぼやけば、リボーンは夕食後にちょっとつきあえと告げます。
「ちょっとって何だよ…(すごい嫌な予感がする…)」
超直感かあるいは日々のリボーンによる教育のせいなのか嫌な予感にビクッとなったツナ。
そこでそういえば席が一つ空いていることに気付き、話題を変えて誰の席なのか訊ねます。
そこはクロームの席――帰ってきてから一度も食事をとっていないと聞き心配するツナに、京子は部屋の前に食事を置いてきたのだけれど…と寂しそうに笑うのでした。

一方クロームの部屋では、やはりトレイに乗った食事には手をつけることなく部屋にこもっているクローム。
ムクロウといっしょにベッドで横になりながら京子やハルやビアンキの優しい笑顔を思い返して赤面したクロームが気持ちを振り切るように扉に背を向ける形で寝返りをうったとき、扉のひらく音が聞こえ、鍵を掛けていたなかったことに気が付くクローム。
慌てて身を起こし「…誰?」と振り返ると、そこに居たのはイーピンでした。
イーピンは丁寧におじきをして挨拶すると、ホカホカと湯気をたてる餡まんを取り出してクロームに見せます。
そのまま餡まんにふーふーと息を吹きかけパクりと食べだすイーピンの様子をクロームが不思議そうに見ていると、一口食べおわったイーピンは笑顔で再び餡まんを差しだし中国語で何かを告げます。
続けてたどたどしいながらも日本語で「お…い…し…!」と言います。
それに「日本語…話せたの…?」と驚きながらも話しかけてくれたクロームにイーピンはピョンッと跳んで空中で華麗に回転後、すぐそばに腰掛け餡まんの端をちぎって差し出します。
「…私に?」
「お…い…し〜!」
笑顔でもう一度日本語で告げるイーピンとホクホクと美味しそうな餡まんにクロームのお腹は素直に空腹を訴えます。
鳴ってしまったお腹の音に恥ずかしくなってしまうクロームに対し、イーピンは何も言わずにぷいっと視線を外して餡まんを食べ始めます――もちろん、クロームへ差し出した片手はそのままに――そして、おそるおそる手を伸ばし餡まんを口にするクローム。
2人無言もまま、ただ静かにもぐもぐと餡まんを食べ…
「…おいしい」
ぽつりと呟いたクロームにイーピンは何も言わずにただ同じようにもうひとかけら餡まんをちぎって差し出します。
「…………」
そのイーピンの優しい気遣いに、赤い顔でクロームは
「…ありがとう」
そう微笑むのでした!


#@*☆$◎※%〜〜〜〜っ!!!
もう…もう…っ…言葉にできない……っ!!!
とにかくイーピンGJ!!
かーわーいーいーよー!!2人とも!はぁはぁはぁはぁ!!(*´Д`)

あと、さらっと言ってたけどツナが正ちゃんのこと『入江君』って呼んだ!!!
入江く・ん!だってさ〜〜っ!!!ほぎゃーー!!
この間まで『入江さん』だったのに!何があったんだ〜っ!?
あれですか、この時代のボスツナは正一のこと『入江君』って呼んでて、メローネ基地から帰る前に正ちゃんがツナに、
「綱吉君…あのさ、僕のことは呼び捨てで構わないんだよ?ボスは君なんだし…」
「ええっ!?そ、そんな…めっそうもない!入江さんは年上だし、そんなっ呼び捨てだなんて…!!」
「え?でもスパナのことは…」
「あー…それはなんというか…なんとなく?いつの間にか?と言いますか〜…と、とにかく呼び捨ては無理です!」
「そうかい?…んー、でも僕としても綱吉君にさん付けされるのはなんだか慣れなくて…むず痒いというか…なぁ〜…う〜ん」
「…えと、あの…それじゃこの時代のオレは入江さんのことなんて呼んでたんですか?…オレもそれで呼ぶように、努力しますから。…呼び捨て以外なら、ですけど」
「――ははっ、それじゃあ“君”付けで読んでおくれよ。この時代の君にはそう呼ばれてたんだ」
みたいな会話をして今の呼び方になったんだろうか…!!
「綱吉君」「入江君」………かわいいんじゃないですか(´Д`*)ハァハァ←
さてそんな妄想は置いといて本編に戻りましょう!(2回目)


夕食後、事前の話通りリボーンにとある場所まで連れてこられたツナ達。そこにはツナギ姿のジャンニーニが待っており、この場所はこの時代の十代目のコレクションルームの一つだと教えてくれます。
そして徐にツナの足の長さを計り、ずばりと、
「やっぱり短いですね、足」
「なっ!?」
突然コンプレックスを指摘されてツナが狼狽しているのも気にせずに好き勝手に呟きながら部屋に引っ込んでしまいます。
「わけわかんないぞ!リボーン!!」
「1日早い課外授業ってやつだな」
そう言われても訳がわからないままのツナ達の耳に物凄い轟音が響きます。
すばらしい、そう絶賛しながらジャンニーニが出してきたものは―――レーサーバイク!!
チョイスに備えた機動力としてジャンニーニが考え出した移動手段でした!

とここで今週はおしまい!

しかし、バイク!?十年後のボスツナのコレクションはバイク!?雲雀さんの影響ですか?ひばつなですね!?
ぶっちゃけ乗り物とか全然興味ないのですがバイク=雲雀さんてだけでひばつな的にもうたまりません

しかし、これに乗るの!?乗れるの中学生ツナが!?無理だろ
…う〜ん、ジャンニーニが自動運転装置とか作ってくれてそのテストとかそんなかんじでしょうか?(笑)
あーあ、入れ替わってなければ雲雀氏が手取り足取りときには命も取られそうになりつつ教えてもらえたでしょうに…!!(え?)
今の雲雀さんじゃ自分の気持ちに気付いてないから無理だしね(ええ?)

てか、コレクションってことはたくさんあるんですよね!バイク!!
…てことは、きっとコレクションのなかには十年前に雲雀さんが使ってたあのバイクもあって(使わなくなったからって言って雲雀氏からボスツナが譲り受けたんですよ!それで使わなくてもボスツナはちゃんと手入れしていて今でも走れる状態なの!)、ツナが雲雀さんは使い慣れてるもののほうがいいよねって言って、バイクの走行練習がてら雲雀さんを探しに町に出るんですよ!
それでバイク乗り回す草食動物の意外な一面に興味を引かれた雲雀が出てきて、自分のバイクがあることも聞いてツナと一緒に地下アジトまで来ればいいんだ!そしてでぃのひばの修行が中止になればいいんだ!(本音出た!)
…そんな展開にはならないとは重々承知していますが夢を見るのは自由ですからね。←
結局今週は影も形もなかった屋上のお二人ですが…今頃どこで何してるのかな…
とりあえずでぃのひばってなければいいのだけれど(本音)
今週話はページをめくるたびに、次は奴が来るのか!雲雀さんには逢いたいけども!でぃのひばのターンは…!!(>_<)とビクビクして一回目はなかなか楽しめなかったんだ…

出てこなくて安心のような、しかしだからこそ不安のような…来週もびくびくしなくてはいけないようです。今からそわそわしてます。
いっそのこと忘れて気にしないでいられたら楽なのにな…できないからこそのジレンマ

とりあえずクロームちゃんと女の子達の今後の交流を妄想してきゅんきゅん(死語)しながら来週まで生きのびたいとおもいます。