WJ08号派生妄想考察
DGI様にて素敵なXANXUSさんとベスターのアイコンが追加されていたのでひっそり追加→
想像力をかきたてる要素満載のお話をありがとうございます!
さすがWJ!ありがとう天野先生!愛してます!!←
…というわけで、ここは標的225のXANXUSさんとベスターのおかげで非常にテンションがあがってしまった管理人による、無意味かつ深読みしすぎで妄想としか呼べない語り場です。
これまでの我が家の感想を既読の方はお察しかと思いますが、管理人は現在34歳XANXUSさんの成長具合にヒートアップしています。
XANXUSさん良い男…!(´Д`*)ハァハァ
前回までの大人の落ち着きっぷりに、ツナとの交流による成長を見てキャーキャーしておりましたが、(※管理人は現在絶賛ご活躍中の34歳XANXUSさんは、十年間の沢田綱吉との交流によって成長した姿だと信じております。ので、以下はそれを前提に語っていることをご了承ください。)
今回もまたその成長の一端(むしろ一番の重要ポイント)を見せていただきました。
まず注目すべきはもちろん
「雑種が劣ると誰が決めた?」
というセリフですね!
雑種、と蔑まれても傷つけられない誇り、というか。
はっきりと相手に対して告げられたその言葉とベスターの雄姿から伝わる雑種だからこそ有する強さは、XANXUSさん自身がもう血統に関するわだかまりを持ってないからこそかなぁと思ったわけです。
だからこそXANXUSさんは一皮剥けて、あんな穏やかな雰囲気を出せるようになったんでしょう!
多分、昔のXANXUSさんでは「雑種が劣ると誰が決めた?」というセリフは、やりきれない悔しさと怒りともに思っていた言葉であり、でも決してマフィアの人達に言えなかった言葉だったんじゃないかなぁと思います。
自分こそ誰よりも実力がありボンゴレ十代目に相応しいと信じていても、けれどもやっぱりボンゴレの血統がないと知った上で「XANXUSこそボンゴレ十代目に相応しい」とは言ってもらえないと思ってたんじゃないかな?
…XANXUSさん自身十代のころは血統重視思考だった可能性がありますし。(九代目の実子であると信じて疑わなかったころのXANXUSさんは分家の十代目候補を下に見ていましたし、真実を知った時には「この俺がカスどもに劣るだと!?」と怒鳴ってましたしね。)
かつて少年時代のXANXUSは、血統を重視するマフィアの世界で自身の血の正統性を信じて過ごしてきて、でも、真実に裏切られて絶望して。
だから、雑種――ボンゴレの正統な血筋でないこと…それはXANXUSさんにとっては許しがたいことだったはずです。
誰よりも実力を持ちながら血統だけで認められない絶望と怒り。それが『ゆりかご』事件を起こし、リング争奪戦というツナとの対決にも至った。
…でも、リング争奪戦で真相が明るみに出てから十年後、今では別の答えを見つけている。
だから、匣兵器としてベスターを使っているし、今のXANXUSは胸を張って「雑種が劣ると誰が決めた?(=劣ってなんかいないぞ!)」と言えるんです!
…とあのセリフから感じましたよという(笑)
さて、お次は稀有なる白き獣、ベスター!
黒づくめのXANXUSさんに白い猫科の猛獣が寄り添っているのがいい!…というのは既に感想で言っている通りなんですが、更にXANXUSさんとの共通点があるところが管理人のツボを的確に突きました。
赤目で、怒りで赤い模様を浮かび上がらせて、強力な破壊の力を秘めた混血の匣兵器。
…こんなにXANXUSさんの相棒にピッタリな匣アニマル他にいないよ!
(※嵐属性って断定するってことは模様の色は赤っぽい…はじめアザと勘違いしてたくらいだし。というわけで、勝手にタイガーパターンの色は赤としています)
しかも、誰に対してもカスだのクソだのドカスだのと呼ぶXANXUSさんが、匣兵器に名前をつけて、それをちゃんと呼んでいるんです!
これも十年の月日が成せる成長でしょうか(笑)
名前を呼ぶ、という行為にXANXUSさんのベスターへ対する強い信頼を感じるんですよね〜!
“オレ達”という言い方からもベスターを自分と対等に扱っていることがうかがえますし、XANXUSさんにとってベスターは大切な相棒なんだろうなぁ…!
普段優しさを見せない人が動物を大切にしているってとても攻撃力がありますよね。
中学生雲雀さんのバリネズミに対するナウ●カごっこ以来のヒットです。
そしてXANXUSさんとベスターの出会いとか気になります。
偶然手に入れた匣だったのか…それとももしや本気で天空ライオンと嵐トラから生まれた子供なの!??(…てか、匣兵器って子供産めるの?)
…後者の場合、天空ライオンと嵐トラの匣データを元に改良した匣兵器ってのが妥当なところでしょうか。
もしもそうなら、親にあたる天空ライオンが九代目の匣兵器ならいいな…!
34歳XANXUSさんは、ヴァリアーは九代目の組織だと明言するくらいには九代目と和解しているようですし。
あ、勿論あの「ヴァリアーはあくまでも九代目の組織」発言は、「俺が認めた十代目は過去の沢田綱吉じゃねぇ、十年かけて見守ってきたこの時代の沢田綱吉だ」という意味合いでの発言だったのでしょうけど。
とにかく、ベスターの存在が九代目親子を繋ぐ新しい絆になるんですよ!
勿論ベスター自身への信頼と愛情も勿論もあります。
でもそれとは別に、γが先代からもらった黒狐の匣をユニへの誓いにしてたみたいに、XANXUSさんも心の内ではベスターの匣をボンゴレへの誓いにしてればいいんじゃないかなぁ…!
いまでは絶対に九代目に対して素直に態度で示せないだろうXANXUSさんが、こっそり心に秘めているそんな誓い。
ちょっとかっこよくないですか?
…と、これにて標的225から派生したXANXUSさんに関する妄想考察はおしまいです。
こんなところまでお付き合いくださった方!
貴重なお時間を費やしてもらいありがとうございました!(*´∀`*)
2009年ジャンプ08(標的225)memoより転載。
(2009/2/9、3/3アイコン追加)
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